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川崎 洋/作
沢田としき/絵
この絵本は、二篇の詩を一冊にまとめて絵本化したものです。詩集に収まっていたときとはまた違った楽しみを体験していただけます。その楽しみとは、「ページをめくる」ということ。ひとつの詩を場面に割ってみたことで、次はどんな展開になるのかということを想像する楽しみが生まれました。子どもたちに読んであげるときは、いろいろ聞いてみるのもいいですね。きっと子どもたちからはさまざまな発想が飛び出してくることでしょう。もちろん、ことばのリズムをたいせつにして、テンポよくひときにページをめくっていっても楽しめます。沢田としきさんの絵も、まるで絵巻のごとく、全体が流れるように校正されているのも楽しい見所です。
【著作者プロフィール】
■川崎洋(かわさき・ひろし)/1930年東京生まれ。詩人。『ぼうしをかぶたオニの子』(あかね書房)が第2回旺文社児童文学賞受賞。詩集『ビスケットの空カン』により第17回高見順賞受賞。ほかにエッセイ、批評など、執筆活動は広範囲にわたる。2004年永眠。 ■沢田としき(さわだ・としき)/青森県生まれ。デザイン会社K2を経て独立。絵本『アフリカの音』(講談社)で日本絵本賞受賞。その他、絵本作品に『ほろづき』(岩崎書店)『つきよのくじら』(鈴木出版)『てではなそう きらきら』(小学館)など多数ある。2010年永眠。
税込価格 1,320円
(本体価格1,200円 消費税120円)
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