ことば遊びゼミナール 5月講座内容
村石昭三先生:「そのひとこと18」
今日の「そのひとこと」のテーマは、「ことばの獲得順序と文字の筆順の話」です。
お配りした資料は、『月刊国語教育研究』(2011年3月号)に掲載された「ことばの獲得順序と文字の筆順の話」の一部分です。資料には、「そのひとこと」とは一見関係なさそうな、子どもが獲得する「ひらがなの筆順」と「ことばの順序」とのかかわりについて書かれています。
まず、子どもが獲得する「ひらがなの筆順」についてです。もともと、筆順の順番の決め手にしたことは、この順番で書くと、「きれいに、速く、正しく」書けるというのが指導の託宣となり、字形の構造から一般的筆順のルールへと結びついたようです。しかし、学習する側の幼児からすれば、この順番で書くと「きれいに、速く、正しく」書けると言われても、まだ実際に書く経験をそんなに持っていないので、筆順のルールにならないのです。そこで、これに取って代わるのが、見た目の線の大きさ(長さ)です。ケーキでもおやつでも「好きな物から取りなさい」と言えば、やはり大きい物(長い物)から先に取ります。なぜならば、子どもは大きい物(長い物)が世の中で小さい物(短い物)より値打ちがあるというような考え方を持っているからです。
次は、「ことばの順序」についてです。「大小」「長短」でいうと、子どもがことばを獲得する過程には、「大きい→大きくない→小さい」「長い→長くない→短い」という順序があります。「大小」「長短」は、「大きさ」「長さ」ということばがありますが、反対の「小ささ」「短さ」ということばはありません。それから、「大きい」「小さい」をいっしょにして「大きい小さい」という言い方をしますが、反対の「小さい大きい」という言い方はしません。また、「長い短い」という言い方はしますが、「短い長い」という言い方はしません。つまり、「大小」「長短」では「大」「長」の方が主役であるといえます。
子どもは本能的に見た目から「大」「長」に値打ちがあることを感じ取っています。例えば、「○○ちゃん、大きくなったね」は褒めことばですので、よその家に行くと、家の人が「○○ちゃんは、今いくつになったの?」「4つ」「大きくなったね」などと言います。そこに、子どもは大きい物は小さい物より値打ちがあることや長い物は短い物より値打ちがあることを感じ取ります。
まとめますと、子どもが獲得する「ひらがなの筆順」は、「○○ちゃんはこの線(例:「う」の2画目)が長いから、先に書いたでしょう」などと、子どもの想いを親や保育者が代弁をしてあげて、子どもの立場を認めた上で、筆順のルールに気づかせていくとよいのです。しかし、文字には筆順のルールがありますので、子どもは小学校2〜3年になってくると、ルールを覚えて書くようになります。そして小学校低学年〜中学年になると、子どもはルールに従って行動しようとしていきますが、幼稚園や保育園でも子どもが水飲み場に並んでいると「あっ、ずるこみ」と言うなど、園生活のなかにもひとつのルールが見られます。
つまり、幼児の筆順に見られる線が大きい(長い)方が値打ちがあるという考え方は、家庭でのしつけの影響などから、大きい物(長い物)の方が値打ちがあると感じ取っていることと結びついているということで、お話を結びたいと思います。
斎藤二三子先生:「ことばと心を育むことば遊びとは」
第1回目のことば遊びの講座ですので、村石昭三先生が書かれた『はじめてみよう! 幼児のことば遊び 指導の手引き』(鈴木出版/刊)の「年齢別にみたことばの発達・指導図」(P.11)をもとに、「ことば遊びの基礎」についてお話いたします。

【0〜1歳】
ことばのやりとり》が大事で、《ことばで動く》ことができます。ことばの発達でいうと、0〜1歳は動くものや音が出るものに興味を持ち、特に動物や乗り物が大好きです。それから、自分が生きるために必要な食べ物に関することばなど、たくさんの身の回りにあるものに興味を持ち学習していきます。また、自分の命にかかわることをしてくれるお母さんのことばに耳を傾け、日々保育をしてくれる保育者にも興味を持ちます。例えば、「ダメ!」ということばを子どもはよく覚えますが、これは保育者が「これやっちゃだめよ」などと言っているのをまねして覚えています。このときは《無意識的》にことばを使っていて、大好きな人のことばをまねすることで《情動》を育みます。

【2〜3歳】
生活のしかたや自分の身の回りにあるものの名前などの《基本語》に気づき、ことばを覚えていきます。2〜3歳は、興味を持ったものに走って見に行ったりして、物を《観察》する力がわいてきます。そして、何よりも《遊び》が中心で、何でもごっこ遊びにしてしまいますが、それは子どもたちが経験して楽しかったことをもう一度再現しようとしているからです。2〜3歳はままごとが主流で、大好きなお母さんと自分の生活のなかで経験したことをままごとでやっています。

【4〜5歳】
たくさんのことばを身につけていて、《ことばのしくみ》に気づいていきます。0〜3歳までは無意識的にことばを使っていましたが、4歳から《意識的》にことばを使うようになってきます。また、4歳は《イメージ》する力が育ちますので、絵本を読んでも「もし○○だったら」とイメージすることが好きですし、ごっこ遊びでも自分でキャラクターをイメージしてなりきっています。5歳になると、《イメージ》することから物事を《論理》的に考えられるようになり、“なぜ・どうして”のことばが出てきます。以上が、ことばの発達と幼児教育とのかかわりです。
最後に、「文字」についてお話しします。幼児期の子どもたちは幼稚園や保育園のなかで突然文字を覚えるのではなくて、環境を通して文字を学習していきます。例えば、保育者が覚え書きで少し書いたり、お店屋さんごっこをしたりするなど、いろいろなところで文字が出てきます。また、子どもたちは絵本の読み聞かせを聞いたり絵本を読んだりするなかでも文字に気づいていきます。子どもたちの身の回りに文字はたくさんありますが、このときは「“あ”ですよ」とは言わなくてもよいです。例えば、「これは“あ”の看板です。“あ”と“い”と“う”に分けてみよう」と言って、頭音に“あ”“い”“う”がつく絵カードを使うことによってイメージしやすくなり、「これが“あ”で、これが“い”で…」と気づいていきます。絵カード遊びだけがことば遊びではないですが、遊びのルールを確認するときには絵カードを見ながら確認できてよいです。
今日は第1回目のことば遊びの講座ですので、第2回、第3回と、ことば遊びの講座を楽しんで、そして子どもたちと楽しく遊んでもらえたらと思っています。

※参考図書:『はじめてみよう! 幼児のことば遊び 指導の手引き』(鈴木出版/刊)

関口 準先生:「ことばと保育39」
ことば遊びゼミナール 6月講座内容
斎藤二三子先生:「ことば遊びアラカルト(0〜3歳児)」
今年度2回目の“ことば遊び”の講座です。ハンカチ遊びと手遊び、ジャンケン遊びをします。

◆ ハンカチ遊び ◆
ひとつ目は、「マジカルハンカチ」というハンカチを使ったハンカチ遊びです。マジカルハンカチとは、無地の白いハンカチにシャープペンか鉛筆でマジカルハンカチの型紙を写して、黄色と黒色、ピンク色の水性ペン(または、布用ペン)で指定された色を塗ったもので、ちょうど黒丸が動物の目や黄色の三角が小鳥のくちばし、ピンク色のだ円がウサギの耳などに見えます。
(※このあと、斎藤先生にマジカルハンカチで「小鳥」「魚」「ウサギ」「イヌ」「ネコ」「ヤギ」「ゾウ」「おばけ」「赤ずきん」「カバ」「サイ」「ネズミ」などの折り方をご紹介いただきました)
マジカルハンカチで折った動物は、耳の形を少し変えるだけでいろいろな動物に変えられます。例えば、ウサギの耳を下に下げるとイヌに見えたり、耳を少し短くするとネコに見えたりします。そこで、『いぬのおまわりさん』の歌遊びで、イヌのお巡りさんと迷子の子ネコとをハンカチで折るだけでなくカラー軍手の色を変えてハンカチ遊びをしてあげると、より楽しく遊べます。それから、1枚のマジカルハンカチで、小鳥や魚などを作りながら子どもにお話をしてあげます。例えば、“○○ちゃんがお散歩に出かけました。しばらく行くと、小鳥さんが「おはよう」と声をかけてくれました。「どこ行くの?」「お散歩に行くんだよ」と小鳥さんとお話をしました。次に、しばらく行くと池がありました。大きなお池にはお魚さんがいました〜”などといろいろな動物と出会いながら、あいさつや会話をするなどのお話です。
ふたつ目は、「アンパンマンのパン屋さん」です。ハンカチをパンの生地に見立て、パンを作って遊びます。パン生地の作り方は、ハンカチを六分の一に折ります。

《遊び方》
  1. 「こねてこねてまたこねて おいしいパンをつくりましょう」(ハンカチをパン生地に見立て7回こねるしぐさをする)
  2. 「○○ちゃんのすきなメロンパン」(3等分に折り、手のひらにのせ、真ん中をつまみふっくらとさせる)
  3. 「おかあさんのすきなドーナツパン」(そのハンカチを輪にしてドーナツを作る)
  4. 「おとうさんのすきなソーセージパン」(ハンカチの両側を持って伸ばし、左右に振る)
  5. 「よいこのすきなアンパンマン」(ハンカチの両側を持ち、あごの下に渡して丸く持ち、人さし指で両目尻を下げる)
  6. 「しかくいかおのショクパンマン」(ハンカチの両側を持ち、あごの下に渡してピンと張り、四角いあごになるようハンカチを折る)
  7. 「いたずらするのはバイキンマン」(ハンカチを頭の上にのせ、両側を持ち上げ2本角にする)
  8. 「かわいいおかおのドキンちゃん」(そのままハンカチを頭の真ん中に持っていき1本角を作る)
  9. 「みんなでいっしょに1、2、3」(ハンカチを上で、右、左、と4回振り“3”で放り投げる)
◆ 手遊び ◆
ひとつ目は「おほしさまへんしん」です。子どもたちが七夕祭りなどで、星に興味関心を持ったときがチャンスです。
《遊び方》
  1. 「おほしさま キラキラ」(頭の横で両手を7回キラキラさせる)
  2. 「おそらで ひかる」(頭の上から両手をキラキラさせながら下ろす)
  3. 「ティンクル ティンクル」(胸の前で両手をクルクル回す)
  4. 「リボンになった〈パッ〉」(3回拍手し、親指同士をからませて、〈パッ〉で頭上にリボンを作る)
また、隊形を変えても遊べます。例えば、全員で円陣を作り、一度みんなで「おほしさまキラキラおそらでひかる」まで歌った後、「ティンクルティンクル○○になった〈□□〉」を1人ずつ順番に歌い、〈□□〉(擬音)の部分をみんなでまねをして繰り返します。(例:リンゴになった〈コロン〉→みんな:〈コロン〉と言い、同じ動作をする)
ふたつ目は、「ガッタンゴットンしゃしょうさん」です。
《遊び方》
  〔1番〕
  1. 「ガッタンゴットンゴットントン」(両手を車輪のように前に4回まわす)
  2. 「ガッタンゴットンゴットントン」(反対周りで4回まわす)
  3. 「でんしゃの しゃしょうさん」(帽子をかぶるしぐさをする)
  4. 「はっしゃオーライ」(右手の人さし指で指さしをする)
  5. 「ガッタンゴットントン」(1と同じ動作)
  〔2番〕
  1. 「チリリンチリリンチリリリリン チリリンチリリンチリリリリン」(自転車のハンドルを握るしぐさをし、「チリリリリン」で左右に振る)
  2. 「おうちのパパが」(両手でガッツポーズ)
  3. 「おでかけで」(手を振る)
  4. 「チリリンチリリンリン」(ハンドルを握ってから左右に振る)
  〔3番〕
  1. 「ジャブジャブジャブジャブジャーブジャブ ジャブジャブジャブジャブジャーブジャブ」(茶碗などをスポンジで洗っているしぐさ)
  2. 「おうちのママが おかたづけで」(4回拍手)
  3. 「ジャブジャブジャーブジャブ」(10と同じ動作)
昔の伝承遊びでは、「ガッタンゴットン」は粉ひきの音でしたが、今は電車の車掌さんのイメージです。擬音のイメージは時代とともに変わりますし、「ガッタンゴットン」は電車に限りませんので、子どもの音のイメージを大切にし、動作やことばを替えて遊んでみましょう。例えば、「ジャブジャブ」という音はプールで水遊びをする音など、いろいろな替え歌になると思います。手遊びは、替え歌をすることによってことばがどんどん豊かになっていきます。
《遊び方》
  1. 「まるいたまごが」(両手のひらを合わせてふくらませ、体を左右に振る
  2. 「パチンとわれて」(指先だけパッと開く)
  3. 「なかからヒヨコが」(両手を胸の前に広げ、体を左右に振る)
  4. 「ピヨ ピヨ ピヨ」(両手でくちばしを作り、3回開閉させる)
  5. 「まあかわいい」(両手を開き、顔の前で左右に振りながら体を縮める)
  6. 「ピヨ ピヨ ピヨ」(体をのばし、左右に首を振る)
ヒヨコのしぐさで楽しんだ後は、色や形のイメージを自由にふくらませて、替え歌にして遊べます。(例:「あかいたまごが パチンとわれて なかから リンゴがコロコロコロ まあおいしそう コロコロコロ」)

◆ ジャンケン遊び ◆
ひとつ目は、「アンパンマンジャンケン」です。ジャンケンは、アンパンマンがグー、チーズがチョキ、クリームパンダがパーです。

《遊び方》
「つよいアンパンマンがやってきて めいけんチーズがやってきて クリームパンダちゃんがやってきて みんなでいっしょにジャンケンポン」
ジャンケンで勝敗を決めたら、勝った人は負けた人の手を持って、「5ほんばしシューットン」などで遊ぶと楽しめます。
ふたつ目は「カニさんジャンケン」です。カニをグー・チョキ・パーの形に見立てて遊びます。グーは目、チョキははさみ、パーはカニの口から出る泡です。
《遊び方》
  1. 「グルグルおめめのカニさんが」(両手でグーを作り、手首をグルグル8回動かす)
  2. 「チョキチョキはさみを振り上げて」(両手でチョキを作り、交互に4回振り上げる)
  3. 「ブクブク」(泡を作るように両手で2回ニギニギする)
  4. 「パッパッ」(泡を払いのけるように2回パッパッと手を広げる)
  5. 「ジャンケンポン」(2回拍手してから、相手とジャンケンをする)
幼児の場合は、幼児語「おめめ」を「目玉」に替えて遊びます。ジャンケンの勝ち抜き戦にしていくと、大きい子どもたちは楽しめます。また、これからプール遊びでプールから出るときに、「ジャンケンで勝った人から出て行くよ」などと活用してください。

☆「手遊び」「カニさんジャンケン」資料:『だいすき! 手遊び指遊び』(鈴木出版/刊)
☆「ハンカチ遊び」資料:『ぽっかぽか 手遊び・指遊び・ハンカチ遊び』(フレーベル館/刊)

ことば遊びゼミナール 9月講座内容
小谷隆真先生:「ことば遊びと文字遊び1」
今日は、ことば遊びや文字遊びだからといって堅苦しく構えて指導するのではなく、“子どもといっしょに楽しむ”ことをテーマに、「ことば遊び」を12種類ご紹介します。
1番目は「シルエット遊び」です。《対象年齢・活動時期》3歳児4月、2歳児2学期
《遊び方》
  1. あらかじめ使用する絵カードをダンボール箱などに入れて、箱を首からぶら下げる。
    ※絵カードには、あらかじめその絵カードのシルエットを黒く塗ったカードを裏面にセットしておく。
  2. 絵カードのシルエットを真っ黒に塗りつぶした方を子どもたちに示し、「あれっ、真っ黒になっちゃてるね。何だか分からないね。何だと思う?」「『ちちんぷいぷいのぷい』って言うと絵が出てくるよ。みんなで言おうか?」と言って、絵カードを裏返す。
  3. 「(子どもの答えを受け)本当だ。よく分かったね。では次は、これ…」
2番目は「鳴き声遊び」です。《対象年齢・活動時期》3歳児5月、2歳児2学期
《遊び方》
  1. 使用する絵カードをあらかじめダンボール箱などに入れ、箱を首からぶら下げる。
  2. 「今日はお友だちがいっぱい○○組に遊びに来てくれたよ。だれかな? でも、ちょっと恥ずかしがり屋さんだから、よく聞いてね」
  3. 小さな声で「ワンワンワン」
  4. 「聞こえた? えっ、よく分かったね。そう、イヌ君です!」
  5. 絵カードを黒板に貼る。
  6. 同様にいろいろな絵カードの鳴き声や擬音を言う。
  7. 途中、「みんなもウサギさんのように跳べる?」などと言ってアクションを加える。
  8. 用意した絵カードが終わったら、「みんな、お家に帰る時間だって。バイバイ、ニャーオー」などと言って箱に戻す。
3番目は「仲間集め」です。《対象年齢・活動時期》3歳児6月、2歳児3学期
《遊び方》
  1. 黒板の半分に枠を書く。
    ※枠の数は、子どもたちに知らせたい「仲間」の数。
    例:「果物」と「動物」の2つなど。
  2. あらかじめ使用する絵カードをダンボール箱などに入れ、箱を首からぶら下げる。
  3. 「今日もいっぱい絵カードを持ってきたよ。何だか分かるかな?」
    ※絵カードの見せ方は、いろいろと工夫する。
  4. 絵カードの名称を確認したあと、絵カードを黒板に貼る。
  5. 「いっぱいあるね。この中に果物があるんだけど、どれだか分かるかな? 分かったら、こっちの枠の中に入れてね」
  6. 分類が終わったあと、「この枠の中には何の仲間の絵カードが入っていますか?」と尋ねる。
    (子どもたちがそれぞれの名称を言い出したら、「そうだね、ブドウやバナナは何という仲間なのかな」と尋ね直す)
4番目は「似てるぞ似てるぞ」です。《対象年齢・活動時期》3歳児7月
《遊び方》
  1. あらかじめ使用する絵カードをダンボール箱などに入れ、箱を首からぶら下げる。
  2. 黒板のほぼ中央にカードホルダーが縦に2枚入る程度の枠を書く。
  3. 「今日はどんな絵カードかな?」と言いながら黒板に貼る。
  4. 「これはなんだ? そうだね、チョウチョウだね」と言って、枠の上に貼る。
  5. 「チョウチョウとよく似た形の絵カード(リボン)があるんだけど、分かるかな? 分かったら、チョウチョウの下に貼ってね」
  6. 正しく置けたペアは黒板の端に貼り直す。
  7. 同様にほかの絵カードでもペアを作る。
5番目は「同じ仲間出てこい」(くるくるくん)です。《対象年齢・活動時期》3歳児2学期
《遊び方》
  1. くるくるくん3台それぞれに、「果物」と「乗り物」の絵カードを3枚ずつセットする。
  2. 黒板に得点表を書く。
  3. クラスを2グループに分け、同じグループから3名出て、それぞれにくるくるくんを回す。
  4. 同じ種類の絵カードが2枚以上出たら得点がもらえる。
    ※2枚そろったら2点、3枚そろったら3点。
    (得点のルール説明は、実際に子どもたちと遊びながら行う)5.得点を集計して一番多いグループが勝ち。
6番目は「頭の音は?」です。《対象年齢・活動時期》4歳児1学期、3歳児3学期
《遊び方》
  1. くるくるくん3台にそれぞれ「あ行」が頭音になる絵カードと王冠マークをセットする。
  2. 子どもたちは2グループ(3歳児)か、生活グループ(4歳児)に分かれる。
  3. 黒板にスタートからゴールまで、適当な数の枠を書き、左端にグループのコマを置く。
  4. 同じグループから3名出る。
  5. くるくるくんを回し、同じ頭音の絵カードが出たら、コマを1マス進められる。
  6. 先にゴールをしたグループが勝ち。
    ※王冠マークが出たら、ほかの絵カードの頭音が同じでなくても1マス進められる。また、3枚の絵カードがそろったり、2枚がそろって王冠マークが出たりしたら、2マス進められる。
7番目は「乗り物をねらえ」です。《対象年齢・活動時期》4歳児3学期、5歳児1学期
《遊び方》
  1. 25枚の絵カード(乗り物10枚、任意11枚、お化け4枚)をカードホルダーに入れ、その上にひらがなの文字カード(あ〜の)を無作為に重ねてセットし、50音表のあ行からな行までの配列で黒板に並べる。
  2. 子どもたちは生活グループに分かれる。
  3. 文字を全員であ行、あ段から順番に読む。
  4. グループの代表の子が1人出て、まず1文字言ってから、その文字カードを抜き取る。
  5. 乗り物が出たらその絵カードは、そのグループのものになる。
  6. 乗り物以外の絵カードは黒板に貼ったまま。
  7. 各グループ、同じ人数の子どもたちが行って1回戦が終わり、その時点で一番乗り物の絵カードを多く持っているチームが勝ち。
    (お化けの絵カードを引いたら、1枚戻す)
8番目は「陣地取り(大人バージョン)」です。《対象年齢・活動時期》5歳児2学期
《遊び方》
  1. いろいろな動詞の絵カード(30〜40枚)を裏返して置く。
  2. 台紙(4×3の12マス)に、左段上から「む・む・る・る」中段上から「す・す・つ・ぐ」右段上から「く・く・う・ぶ」と書く。
  3. 0
  4. クラスを2グループに分ける。
  5. 交代で絵カードを1枚めくり、その動詞の終止形の最後の文字と同じ文字の枠(空いている場合。早いもの勝ち)に置く。5.先に全部の枠に置けたグループの勝ち。
9番目は「物語あてクイズ(大人バージョン)」です。《対象年齢・活動時期》5歳児2学期
《遊び方》
  1. 2枚1組のある物語に関する絵カードを、裏返してよくまぜ、机に並べる。(物語のペア:「桃太郎」〈桃と鬼〉、「白雪姫」〈鏡とリンゴ〉、「ピノキオ」〈クジラと遊園地〉など)
  2. クラスを2グループに分ける。
  3. 先に全部のペアを正解できたグループの勝ち。
10番目は「入っているかな?」(くるくるくん)です。《対象年齢・活動時期》4歳児2学期
《遊び方》
  1. くるくるくん2台のうち1台に絵カード(「コック」「機械」「柿」「菊」「ケーキ」「王冠マーク」)、もう1台に文字カード(か行と王冠マーク)をセットする。
  2. 同じグループから2人出て、くるくるくんを回し、出た文字が絵カードの絵に入っていたら得点がもらえる。
    (王冠マークが出たら、何の文字カードが出ても得点がもらえる)
11番目は「スロットしりとり」(くるくるくん)です。《対象年齢・活動時期》4歳児2学期
《遊び方》
  1. くるくるくん3台に次の絵カードをセットする。
    1台目:イカ、イルカ、カメ、カラス、いす、ツバメ
    2台目:カブトムシ、金(かね)、スイカ、すし、眼鏡、メダカ
    3台目:カエル、カマキリ、シカ、シマウマ、ネコ、ネズミ
  2. グループから3人ずつ出る。
  3. 3台のくるくるくんを回し、出た絵カードでしりとりが完成したら得点がもらえる。
12番目は「文字スロット」(くるくるくん)です。《対象年齢・活動時期》4歳児2学期、5歳児1学期
《遊び方》
  1. 3台のくるくるくんに文字カード「め、ぬ、む、ね、れ」と王冠マークをセットする。
  2. グループから3人ずつ出て、くるくるくんを一斉に回し、同じ文字が出た数だけ得点がもらえる。
    (王冠マークは単独でも得点)

☆5・6・10・11・12番目の遊びの資料:『くるくるくんで遊ぼ!』(鈴木出版/刊)より
☆4・7・8・9番目の遊びの資料:『新・絵カードで遊ぼう』(鈴木出版/刊)より

ことば遊びゼミナール 11月講座内容
小谷隆真先生:「ことば遊びと文字遊び2」
「ことば遊びと文字遊び」の第2回目は、ことば遊びを12種類ご紹介します。

◆1番目は「図形集め」です。《対象年齢・活動時期》3歳児3学期

《遊び方1》
  1. 黒板の上部に1枚、下部に3枚の図形カードを貼る。
  2. 上部の図形と同じ図形を3枚の中から見つけて、上部のカードの下に移動させる。
《遊び方2》
  1. 黒板下部の図形カードに目隠しをして貼る。
  2. 黒板上部に図形カード1枚を貼る。
  3. 各グループから1人出て、図形カードを選んだ後、目隠しカードを取って、上部の図形と同じだったグループに得点。
★ポイント…図形や文字を比べるときは、上下に置いて対比すると分かりやすい。

◆2番目は「しりとり」です。《対象年齢・活動時期》4歳児1学期
《遊び方》
  1. 黒板に【図1】のように絵カード(シカ・傘・テレビ)を貼る。
  2. 「し」と言って頭に両手を置く。「か」と言ってお尻に両手を移動する。このアクションを子どもたちとテンポアップしてしばらく続けた後、「か」でアクションを一旦止め、次にゆっくりと両手を「か、か、か…」と言いながら頭の方へ移動する。
  3. 頭に「か」がつく絵カードはどちらか尋ねる。(お尻の音と頭の音がつながるのが「しりとり」だと説明する)
  4. 黒板に4枚の絵カードを貼り、4枚がつながるしりとりを作る。
【図1】

◆3番目は「しりとり神経衰弱」です。《対象年齢・活動時期》4歳児1学期(大人向けにアレンジ)
《遊び方》
  1. 裏返してある絵カードから、2枚引く。
  2. 引いた2枚の絵カードがしりとりでつながれば、自分のものになる(例:スイカ・カラス)。
  3. しりとりでつながらないときは、絵カードは元へ戻す。
  4. 絵カードの枚数の多い方が勝ち。
★ポイント…子どもと遊ぶ場合は、1枚は表にし、残り全部を裏返して、表にしておいたことばとしりとりでつながる絵カードを引いたら得点がもらえるというやり方で遊ぶ。

◆4番目は「長いしりとり」です。《対象年齢・活動時期》4歳児1学期(大人向けにアレンジ)
《遊び方》
  1. 表にした絵カード35枚を使い、ひとつながりのしりとりを作る。
  2. 一番早くしりとりを完成させたグループが勝ち。(例:コイ、池、けんだま、マスク、靴下、凧、コスモス、スイカ、傘、サイ、イルカ、カニ、ニワトリ、リス、寿司、獅子舞、糸、トラック、クマ、マイク、靴、積み木、着物、ノート、時計、イカ、カラス、スズメ、眼鏡、ネコ、こたつ、ツクシ、シマウマ、豆、めだか)
★ポイント…大人は2人1組でよいが、子どもは4人ぐらいで行う。

◆5番目は「出たらおいて」(くるくるくん)です。《対象年齢・活動時期》4歳児2学期
《遊び方》
  1. 2グループに分かれて、絵カード10枚(旗・ヒツジ・笛・ヘビ・ホタル・はしご・飛行機・船・ヘルメット・ホウレンソウ)を裏返して混ぜ、5枚ずつに分ける。
  2. 絵カードを「はひふへほ」と2つずつ書かれた台紙に置く順番(先攻後攻)を決める。
  3. 「は・ひ・ふ・へ・ほ」の文字カードと「王冠マーク」をセットしたくるくるくんを回し、出た文字が頭文字になる絵カードを持っていたら1枚台紙に置ける。王冠マークは、もう1度回してもよいし、好きな絵カードを置けるようにしてもよい。
  4. 先に全部の絵カードを置けたチームが勝ち。
★ポイント…「は行」以外の文字カードと絵カードを使っても遊べる。

◆6番目は「はひふへボンパー」です。《対象年齢・活動時期》5歳児1学期
《遊び方》
  1. 「あ〜ほ」と「ば行」のひらがなトランプを【図2】のように並べた後、「あ行」の5枚だけ持ち札にする。
  2. ジャンケンで順番を決め、最初の子は次の子が持つ持ち札から1枚選ぶ。それが「あ」なら「あ段」の1枚(か)を自分の得点にする。
  3. 次の子は、その次の子に持ち札を渡し、そこから同様に1枚を引いてひらがなトランプを自分のものにする。
  4. これを繰り返すが、「ば行」を取った時点で、その子の得点はすべて没収し、ほかの子の中でカードを一番多く持っている子が勝ち。
【図2】

◆7番目は「スパイの暗号」です。《対象年齢・活動時期》5歳児2学期
《遊び方》
  1. 2グループに分かれ、ひらがなトランプを2等分に分ける。
  2. それぞれのグループは手持ち4枚のひらがなトランプで4文字のことばを作る。
  3. 4枚のひらがなトランプを混ぜて、相手に裏返して渡す。
  4. 合図でトランプをめくり、先に何のことばか分かった方が勝ち。

◆8番目は「2文字ババ抜き」です。《対象年齢・活動時期》5歳児2学期
《遊び方》
  1. ひらがなトランプを裏返してよく混ぜ、各自5枚ずつのひらがなトランプを持ち、残りは裏にして積み札(山)にする。
  2. ババ抜きの要領で、隣から1枚を抜き、2文字のことばになったら自分の場に置き、2枚のひらがなトランプを積み札から取る。(最初は、手持ちのトランプでことばができていても置けない)2組以上できたらすべて置けるが、同じ枚数だけ、積み札から取る。
  3. 積み札のひらがなトランプがなくなった時点でゲームオーバー。その時点で一番たくさんことばを作れた人が勝ち。積み札がなくなった時点でことばができていても得点になる。

◆9番目は「ひらがなページワン」です。《対象年齢・活動時期》5歳児1学期
《遊び方》
  1. ひらがなトランプはか行、が行、さ行、ざ行、た行、だ行、は行、ば行のみ。
  2. ひらがなトランプをよく混ぜ、5枚ずつ配り、残りは積み札にする。
  3. 積み札から1枚を表にして置く。
  4. 清音なら清音のひらがなトランプ、濁音なら濁音のひらがなトランプを持っていたら置ける。持っていなかったら積み札から1枚取る。(ただし、次の場合も置ける。(1)「か」の場合「が」、(2)「か」の場合「ご」→2文字でことばになる)
  5. 先に全部の持ち札を置けた人が勝ち。

◆10番目は「ちっちゃな『つ』」です。《対象年齢・活動時期》5歳児1学期(大人向けにアレンジ)
《遊び方》
  1. 裏返してある2文字のひらがなカードと1文字のひらがなカードを1枚ずつ引く。
  2. 引いた2枚のひらがなカードがことばになれば、自分のものになる(例:「まっ・ち」「きっ・く」など)。
  3. ことばにならないときは、元へ戻す。
  4. ひらがなカードの枚数の多い方が勝ち。

◆11番目は「国旗」(くるくるくん)です。《対象年齢・活動時期》4歳児3学期〜5歳児
《遊び方》
  1. 国旗カードを各グループに均等に配る。(4歳児には1人1枚)
  2. 「黄・青・緑・赤・白・星など」のカードをセットしたくるくるくんを回し、出た色や柄の国旗を持っていたら得点。
  3. 何度か行い得点を集計して勝敗を決める。

◆12番目は「ワールドカップ」(くるくるくん)です。《対象年齢・活動時期》5歳児2学期
《遊び方》
  1. 2グループに分かれて、黒板に【図3】のようなコートを書き、両グループの国旗カードをコートの左右両端に貼る。コートの中央のマスにはサッカーボールをセットする。
  2. 「1(3枚)・2(2枚)・3(1枚)」の数字カードをセットしたくるくるくんを回し、出た数字の数だけサッカーボールを相手ゴールの方のマスへ進め、先にゴールしたチームが勝ち(ゴールするにはマス目と同じ数が出ないとゴールしない、マスより多い数字が出たらスタート地点へ戻る)。
【図3】
ことば遊びゼミナール 12月講座内容
斎藤二三子先生:「ことば遊びアラカルト(4〜6歳児)」
今年度3回目の“ことば遊び”の講座です。くるくるくんを使った5種類の遊びと、そのほかの3種類のゲーム遊びをご紹介します。

★『くるくるくん』で遊ぼう

1番目は、「いない いない ばあ」です。《対象年齢・活動時期》0歳児
《遊び方》
  1. “くるくるくん”本体に、「イヌ」「ウサギ」「クマ」「ネコ」「ライオン」「リス」の絵カードをセットし、その1枚を保育者は両手で隠します。(※最初、本体は回しません)
  2. 「いないいないばあ」と言いながら、両手を広げ、「あっ、クマさんだ!」と驚きます。
  3. 本体を勢いよく回し、絵柄が見えなくなってから、保育者は両手で本体の正面を隠します。
  4. 本体が止まったら、「2」を行います。
《アドバイス》
赤ちゃんの場合、くるくるくんを回すときは「くるくるくる〜。はい、だれかな?ニャーニャー、ネコちゃん」などと、鳴き声や擬態語を添えてことばかけをします。「ぴょんぴょん」と言えるようになったら、「本当だ。ぴょんぴょんぴょんのウサギさんね」と言って子どものことばを復唱してあげましょう。0〜1歳児の場合は、「ぴよぴよの赤ちゃんとコケッコッコッコのお母さんだね」など、絵カードを手がかりに子どもとの会話を膨らませてあげるとよいでしょう。2〜3歳児の場合は、「ぴょんぴょんウサギがやってきて(チョキ)、ちょろちょろリスさんがやってきて(グー)、ひらひらチョウチョウがやってきて(パー)、みんなで一緒にジャンケンポン」など、手遊びやジャンケンを楽しめます。4〜5歳児になると、子どもたち同士、ジャンケンで遊べます。
2番目は「動物なあに?」です。《対象年齢・活動時期》2歳児
《遊び方》
  1. 子どもが“くるくるくん”を回します。
  2. 止まったときに、出ている絵の動物の名前を聞いてみましょう。
《アドバイス》
幼児語は無理になおすのではなく、保育者の日常のことばかけが大切です。動物の絵本などを見ているときにも、「ピヨピヨひよこ」「ワンワンイヌさん、かわいいね」など、幼児語とともに普通の呼び方を添えて言い換えていきます。2歳児になると、ものの名前などを知っている子もいるので、活動ごとに違う動物や自動車など、幼児語の残りやすい絵カードや興味関心のある絵カードを選んでセットしましょう。動物にとらわれる必要はありません。
3番目は、「色 いろいろ」です。《対象年齢・活動時期》3歳児(6月)
《準備》
  1. “くるくるくん”1台に「赤」「黄」「緑」のカードを2枚ずつセットします。
  2. ほかの2台に、絵カードを色ごとに2枚ずつ計12枚セットします。
《遊び方》
  1. 男の子チームと女の子チームに分かれます。
  2. 色のカードは保育者が、ほかの2台は各チームから1名ずつ出て、“くるくるくん”を回します。
  3. 色カードと同じ色の絵カードが出たら勝ちです。
《アドバイス》
絵カードの絵ではなく、バックの色を言う子もいます。そのつど知らせましょう。また、絵カードの色は、同じ赤でもピンクっぽいなど色が微妙に違います。最初、色はなるべくはっきりとした色で遊び、だんだんと似ている色にしてあげるとよいでしょう。
《使用する絵カード》
赤:イチゴ、サツマイモ、トマト、リンゴなど。黄:トウモロコシ、バナナ、ミカン、目玉焼き、レモンなど。緑:アスパラガス、キュウリ、白菜、ピーマン、ホウレン草、メロンなど。
4番目は、「食べられる? 食べられない?」です。《対象年齢・活動時期》3歳児(8月)
《準備》
“くるくるくん”3台それぞれに、食べられるもの、食べられないものの絵カードを3枚ずつセットします。
《遊び方》
  1. 1:それぞれの生活グループから3人ずつ出て、“くるくるくん”を回します。
  2. 2:食べられる絵カードが出たら得点。1つなら1点、2つなら2点、全部食べられる絵カードが出たら3点。
  3. 得点を生活グループごとにマグネットボタンや保育者の手描きの花丸などで集計し、最後に総得点をかぞえます。
《使用する絵カード》
食べられるもの9枚、食べられないもの9枚。
5番目は、「音の数遊び」です。《対象年齢・活動時期》4歳児
《準備》
2台の“くるくるくん”に、2音、3音、4音の絵カードをそれぞれ2枚ずつセットします。
《遊び方》
  1. 2チームに分かれ先攻後攻を決めます。
  2. 各チームからひとりずつ出て“くるくるくん”を回します。
  3. 絵カードの音の数が多い方が勝ちで、得点がもらえます。
《アドバイス》
特殊音を含まない清音の絵カードを選びましょう。
《使用する絵カード》
2音、3音、4音の絵カード各4枚。
【そのほかのゲーム遊び】
6番目は、「カルタ遊び」です。
《準備》
子どもに知らせたいことばの絵カード(名詞)を机の上に並べます。絵カードの名前(名詞)とその特徴を読み札にして、カルタで遊びます。
《年齢別の遊び方》
  • 2〜3歳児は、“名詞”で遊びます。例えば、読み手は「アイスクリーム、甘くておいしいな」など、知らせたいことば(名詞)を最初に言います。
  • 4〜5歳児は、“動詞、形容詞、副詞、(ころころなどの)繰り返しことば”で遊びます。例えば、形容詞の「色」で遊ぶ場合、みんなで「いろいろなあに」と言って、読み手が「赤」と言ったら、赤色がある絵カードを取ります。
  • 5〜6歳児は、“頭字”で遊びます。例えば、読み手が「『と』がつくものなあに?」と言ったら、頭音が「と」の絵カードを取ります。
《アドバイス》
カルタ遊びは、子どもに札を取ってもらいたいので、3歳児の場合は、「○○ちゃんから順番に取ってみようね」と言って順番に絵カードを取っていきます。4〜5歳児になると、「○枚取ったらお休み」というルールを加えて遊ぶこともできます。
7番目は、「坊主めくり」です。《対象年齢》3歳児〜
《準備》
清音の文字カードをよくきり、裏返しで山にして机に置きます。
《遊び方》
1枚ずつ順番に文字カードをめくり、「あ」の文字カードだったら「アサガオの“あ”」など、引いた子が「あ」のつく名詞と文字が言えたら文字カードをもらえます。
《アドバイス》
文字が読めない子の場合には、例えば「か」の文字カードだったら、保育者が「『か』がつくものなあに?」と聞いてあげ、分からなかったら、「カアカアって鳴く鳥だよ」と言って「カラス」のヒントを出してあげるとよいでしょう。
8番目は、「トランプ遊び」で名前(名詞)作りをします。
《準備》
トランプ(清音の文字カード)を裏返して机の上に並べます。
《遊び方》
トランプを1枚めくり、1枚で名前ができたらそのトランプをもらえます(例:手)。1枚では名前ができなかったら2枚目をめくり、名前ができたらトランプ2枚をもらえ、できなかったらもらえません。ゲームに慣れたら、3枚目までめくって名前作りをします。神経衰弱と同じで名前ができなかったトランプは裏返しで戻し、どこに何のトランプがあるか記憶して遊びます。
ことば遊びゼミナール 1月講座内容
村石昭三先生:「そのひとこと19」
 
岩田純一先生:「保幼小の連携 “協同性”」
 
関口 準先生:「ことばと保育42」
 


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